インプラントと天然歯(たぶんパートⅡ)

Author: hirotoshi  |  Category: 未分類

現在、歯を失ったところの回復にはブリッジ(固定式)、入れ歯(可撤式)、インプラント(人工歯根)があります。どれも一長一短がありますので、健康な歯をお持ちの皆さんは、その天然歯を大事にお手入れして、長持ちさせるのが一番ですよ!

悩むのは、ダメージを受けた天然歯を修繕して回復するのか、抜歯してインプラント(人工歯根)の埋入外科手術をするのか、ブリッジか、入れ歯か、ですよね!?どれが末永く、お口にとっても全身にとっても健康的で、安全で、よく噛めて、しかも見かけも良くて、費用も妥当で・・・とまあ、複数の要素を思案するわけです。ダメージの状況によってもちがうし、患者さんや術者の考え方によって様々で、正解はありません。

「天然歯」は「歯根膜」があります。シコンマクは衝撃をやわらげてくれる「ショックアブソーバー」の役割と、噛みごたえを感じたり、危険を回避するようブレーキをかけたりする「感覚受容器」としての役割をしてくれています。インプラントにはそのシコンマクはなく、骨と直接「癒着」しています。そして感染防御機構も天然歯に比較して弱いです。

しかしインプラントは、歯を失った場合に生活の質をあげる強力な武器であることは間違いありません。歯を取り戻す有力な選択肢の一つです。歯の欠損を放置せず、インプラントなどによって、しっかり噛めるように回復することは、豊かな食生活を取り戻し、老後の健康にも役立ちます。歯科は「生活を支える医療です」♪

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