ナカノ歯科ミーティング

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 週一回の昼ミーティングの他に、月に一回夜ミーティングを行っています。今月はメーカーの方に来てもらい、電動ブラシの説明と実習をしてもらいました。使ったことのないメーカーでしたので(メジャーなものですが)、実際使ってみて面白かったです。電動ブラシは「多くの人が60点を短時間にたたき出せる便利グッズである」という今までの僕の感想を、改めて実感しました(くつがえされる事はありませんでした)。虫歯や歯周病にすでにかかった方や、リスクの高い人の、回復や再発予防にはオススメとは思いませんでした。そういう患者さんは手動(手用)ブラシで完璧に磨いた方が良いと思います(コレは僕の感想であってすべての歯医者さんの定説というわけではありません)。
 「横浜歯科臨床座談会」というマジメーなスタディーグループ(歯科臨床軍団)があります。歯ブラシだけで素晴らしい結果を残しています。「歯ブラシはマジメにやるとココまでできるのか」「プラークをコントロールするとココまで良くなるのか」と感動させてくれた人たちです(面識はありませんが)。この方達もやはり同じで、手用ブラシが最もプラークを除去できるという認識です。
 歯ブラシによる治療は最も安全です。病気の原因となるプラークだけを除去し、宿主(自分)に危害を与えません。体の中で使用できる、体に害を及ぼさないような薬液濃度で、バイオフィルムといわれるバリヤーの中の細菌を死滅させうるという薬液は今のところ存在していません。キシリトールガムを咬んでるから大丈夫」、「洗口剤(リステリン)でうがいしたから大丈夫」ということはないのです。歯面にプラークがベットリついたままの上にはどれも無効です。
 プラークコントロールの不良は体にも良くない影響があります。体の入り口に腐った生ごみがあるまま生活してて良いわけがないですよね!さあ、歯を磨いて寝よう!明朝もウォーキングだ!

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