歯が割れた(歯破折)!その2

Author: hirotoshi  |  Category: 未分類

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歯が割れていても、自覚症状がなかったり、だましだまし日常生活をそれほど支障なく過ごせる場合もあります。

しかし、それでも縦に割れてしまっている場合は抜歯をおススメする場合が多いです。

なぜならば、割れた裂け目から細菌が侵入し炎症を起こし、時間とともにその炎症は周りの骨にまで拡大していくからです。

裂け目がある以上、細菌感染を除去することが不可能ですから、放置すればするほど炎症は拡大し、結局は歯も骨も失ってしまうのです。

適切な時期に抜歯をして炎症の拡大を防げば、より患者さんに負担が少なく有利な条件で次の手が打てます。

大きく骨を失ってからだと、外科処置が必要となったり、インプラントなりブリッジなりで再建する際に不利な状態になってしまいます。

「がん」も小さなうちに、部分的な切除で済めば、後の予後も良いでしょうし、早くに通常の日常生活に戻りやすいというのと似ているかもしれません。

家族で初登山!?

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先日、平尾台に家族で行き、登りました!

CIMG5884CIMG5883とてもお天気にも恵まれ

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エッチラオッチラ登りました!普段の運動不足を実感しました♪

でも、こんなの登山のうちに入らないのかな??

歯が割れた(歯破折)!

Author: hirotoshi  |  Category: 未分類

歯って割れちゃうことがあります。

毎日毎日、食事をしたり、くいしばったり、歯ぎしりしたりを繰り返しているわけです。

食事だけ考えても、一年で365日、1日3回食事すると約1000回、その1食が10口分で、一口につき10回咬むとしても100000回は歯に衝撃がかかることになります。10年後には1000000回(百万回)になります。

くいしばったり、歯ぎしりをしたりすると、食事時以上の負荷が歯や歯周組織にかかります。

くいしばった時の力の強さは個人差が大きいですが、数十キロ~強い人は百キロを超えます!

そういうことですから、べつだん特殊な生活や無茶をしていなくっても、割れることはありえちゃうのです。

いくら安全運転していても、使えば(走れば)タイヤはすり減っていくのです。

歯だって使えば(生きてれば)すり減りますし、最悪の場合割れちゃいます。疲労骨折のように・・・

DSC_0511このような歯でも

DSC_0514こんな感じに割れていました・・・

1コレは反対側の歯です

これらの歯は生活歯といって神経の生きている歯で、あまり割れることはありません。

通常は神経を取り去っている歯であることが多いです。

虫歯が大きかったり、何度も治療している歯の場合、健全な歯の量が少なくなってしまって、割れるリスクが上がります。

少し割れた(かけた)くらいなら、治療すればまだまだ使えるってこともありますが、大きく割れてしまう(たとえば真っ二つ)と、保存不可能となります(ようするに抜歯ですね)。

骨折の場合はギブスで固定してるとくっつきますが、割れた歯は残念ながらつきません。

割れたお茶碗と一緒で、接着剤でくっつけてもなかなかそううまくはいきません。割れる前の状態に巻き戻しってわけにはいかないのです。

それに歯には、生きてるだけでそうとうの負担を強いているわけですから。普段僕らは意識してはいませんが・・・

僕が神経を取って、全体をかぶせる事をなるべく避けたいのは、虫歯になっていても見えないし、痛みも出ずで発見が遅れ、抜歯となってしまいがちなこと。

もう一つは歯が割れるリスクが高くなるからなのです。

知っておいて欲しいことは3つ!

・歯は大切にした方が良いですよ(健全歯質を温存しましょう)

・治療を繰り返した歯、神経を取り去った歯は割れるリスクが高まります

・治療が完了した歯でも、このようなトラブルに見舞われることは残念なことですが、ありえることです

CIMG5938このような状態ならまだ良いのですが

CIMG5938 - コピーこのように健全歯質が厚みが薄く、高さも歯茎(歯肉)より下の位置までしかないような歯の場合はトラブルが生じやすいです

虫歯は治せません(初期虫歯を除く)!歯医者の僕たちは修繕、補修をしているにすぎないのです。

まず一番は、虫歯にならないこと!なっても大きな虫歯にしないこと!!ですね♪

福岡県の久留米市立南筑高校柔道部でのデキゴトについて

Author: hirotoshi  |  Category: 未分類

このブログでこのようなことを書くのは初めてです。

でも、許し難くって・・・

5月3日の朝日新聞の朝刊の記事で知ったのですが、福岡県の高校柔道界の古豪(と書いてあった)、久留米市立南筑高校の柔道部で、今年の3月に起こったデキゴトが載っていました。

内容は、部室で椅子に座らせた1年生を後ろから2年生がタオルで首を絞め、複数回失神させていた。

しかも前日もそうであったらしい。

そしてそこには複数の部員が見ていたらしい。

僕は柔道部に所属していた経験はないけど、それは柔道では通常の?認められる「練習」あるいは「訓練」なのでしょうか?

学校側が柔道部を1週間の活動停止、1月間の対外試合禁止、2年生の2人を停学、柔道部の顧問を顧問から退かせた、ということなので「レンシュウ」とはいえないデキゴトだったのでしょう。

で、ここの重富義光校長は記事によると「加害生徒の退学は教育的見地から解決にはならない。加害生徒、被害生徒の3人がもう一度、仲間として部で活動できるようにしたい。」と話したそうです。

こんなこと、学校の外、一般社会で起こっていたら「傷害事件」じゃないの?あるいは「殺人未遂」??

一般社会では警察に捕まるようなことでも、学校の中で起これば校長先生が勝手に裁いて、外にはだまっていていいの??

もし死んじゃったり、あるいは後遺症が残っちゃったらどうするの?人を大事にしないの??死ななきゃいいの???

で、3週間停学になっただけの加害生徒とまた一緒に仲間として?活動??それが教育的見地からの解決???

実際には中でどのような人間関係であったのか、どのような経緯であったのか、僕には知りえませんが、このようなことは許せません!

僕が最も嫌なのは、この校長です。

この校長先生は自分が後ろから首を絞められて、失神させられて、踏んだり膝蹴りされて意識を戻された後にでも、「仲間」としてやっていけるヘンタイなのかな?

ただ単に、人の身になって考えられないだけかな??

それとも自分が可愛くって、正しい行動がとれない大人なのかな???

顧問を退かせるかどうかよりも、この校長に退いてもらった方が良い。

もしこの学校で深刻ないじめがあったとしても、おそらく生徒は学校に助けを求めることはないでしょう。

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