ブラッシングは幸せの源

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 歯ブラシは偉大です。しかし、ブラッシングをしないのに虫歯や歯周病がない民族が、実は、います。また、食習慣やブラッシングテクニック、ブラッシング時間などもお口の健康度に大きく関与します。そこで今日、それらの非常に興味深い件については置いといて(笑)、通常の手用の歯ブラシと電動歯ブラシについて、僕の考えを、コメントをくれた「ハル」さんのために書いとこう(頼まれてないけど)!
 結果から言うと、電動ブラシは有能であるが、万能ではない。気軽にいつでもどこでもってわけにもいきませんしね。通常の歯ブラシに勝るもの、とは言い切れないというのが僕の感想です。電動ブラシ、音波ブラシ、超音波ブラシ各々メジャーなものを1種類ずつ使っていました。今でもその中の1つを使っています(朝だけ)。ここでは「歯ブラシ」に対して、これら3種類をひっくるめて「電動ブラシ」と表現します。この電動ブラシの特徴は毛先の動きがスゴイ!ってことでしょう。だから僕は朝のブラッシングには5分程度ブイイイイーンとこれでやります。短時間で「ある程度(60点)磨き競争」したらば、電動ブラシの圧勝だと思います。しかーし、僕の経験では「時間無制限(といっても20分くらいですが)キレイに100パーセント磨き競争」だったら、歯ブラシの勝ちなんです。プラークコントロールレコードというのですが、磨き残した歯垢の量を記録したのです。偶然1回だけではありません。けっして僕の手が超音波や音波以上の尋常でないマジックハンドというわけではありません(歯科治療においては自称ゴッドハンドですが)。電動ブラシの毛の長さが歯ブラシより短いからだろうと思います(きっと毛が長いと特徴が活きてこないのでしょう)。イメージとしてタワシで風呂場のタイルをゴシゴシキレイにする感じ。毛が短い方が気持ち良く磨けそうですよね!しかし、毛が硬くて短いと狭くて深い隙間には入りにくいし、届かないわけです。音波や超音波のメーカーは振動で触っていない2~3mm先までバイキンを退治すると言っています。しかし、僕の口では、歯と歯の間は歯ブラシの方が電動ぶらしより良く磨けているのです。なので万能と思わずに使ったほうが良いと思います。
 なんでもそうですが、形あるもの使う物は使えば使うほど、古くなれば古くなるほどに傷み、消耗し、壊れます。家電も車も歯も一緒!大事に使って大事にお手入れすれば、すればするほど、長持ちします。幸い虫歯も歯周病も上手な歯ブラシで予防が可能です。僕は40ですが、6歳以来歯ブラシとメインテナンス受診だけで虫歯も歯周病もありません。歯ブラシの毛がとっても大事です!新しいブラシとヘタってるブラシでは汚れ落ちが全く違います!歯ブラシでも電動ブラシでも頻繁に新品に交換して「歯ブラシ」ではなく「歯を」大事にしましょう!

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