先日、再生療法のセミナーのお手伝い(インストラクター)に行ってきました。元、日本臨床歯周病学会会長で、天神の「船越歯科・歯周病研究所」の院長、船越栄次先生が講師でした。。
船越先生には感謝です。以前に勤務させていただいたご縁で、今もお付き合いさせていただいています。技術を教わったことも僕にとって大きかったのですが、OBや現役スタッフと今もなお、良い仲間としてお付き合いさせていただけていることが、とてもありがたいです(10月のOB会楽しみでね!)。
僕は歯周病を改善するために歯周外科を行うことがあります。手術をしても、僕が治すわけではありません。良い具合に治りやすいよう考えて、切開、廓清、縫合したり、患者さんに安静や、清潔を保つよう要請したり、はしますが、切ったり貼ったりしたキズグチを治すのは、「体の治癒能力」なのです。うまく治るように、術者と患者さんが協力して「体の治癒能力」を手助けすることが必要なのです。
良い結果を得るには、患者さんと術者が「同じ目的と目標を共有」して、継続的に協力する必要があります。だから、「店員さん」と「お客様」のような関係ではなく、一緒に治す「仲間」だと思っていますので、ナカノ歯科では仲間(患者さん)に「様」をつけていないのです。
というわけで、前のメールの続きですが、僕の教えてもらった答えは、「同じ目的・目標を共有」した人たちが集まったのが「組織」で、それがない人たちが「烏合の衆」という解釈です。るりさんの解釈も、それで正解だと思います。なんでも、自分がしっくりいく方で良いと思います。