「名医」の条件はいくつもあると思います。いくら腕がよくても相性が合う、合わないもあるでしょうし、うどんが好きな人と、ウナギが好きな人と、いろいろであることと同じことですよね。で、自分に合った病院に巡り合いたいですよね?
自分の望む病院をどうやって見つけたらよいのでしょうか?その病院がどんな病院なのか、どうやって知ることができるのでしょうか?信頼できる情報はどうやって入手すればよいのでしょうか?僕も自分や、自分の家族の病気の時、あるいはテニススクールを探すとき、美容院を探す時、考えます。僕たちは自由に選べるのです(お金が…と考えることもありますが、稼ぐかどうか、あるいはソレに費用をかけるかどうか、も選べるんだと思います)。
・自己責任=自由、全ては自分で決めてる、選んでる
たとえばその本を読むのも自分の決定、その情報を信じるかどうか、また行動にうつすかどうかも自分の決定、だまされたって自分の決定→だから自分の望む結果を得た時、自分の決定や行動や結果がうれしいのだと思うのです、喜べるのだと思うのです。
数日前のブログでも書きましたが、先日週刊誌の別冊で「良い」お医者さんや歯医者さんを紹介する特集を1冊の本として出版するから載せませんか?という問い合わせがありました。その本は認定試験に合格している専門医特集と、専門医の認定は受けていない名医特集の2本立てということでした。しかし専門医特集といっても、専門医全員がのるわけでなく、広告料を支払った先生だけが出るのです。名医特集も広告料を支払った病院が出るのです。「朝○ですからちゃんとしてます」ですって!どうやって選べるんでしょうね?試験をするわけでも、アンケートとるわけでも、ミシュランのように試食するわけでもなく。また、ミシュラン3つ星が自分にとって美味しいとは限らないことも覚悟しておくと良いと思います。この話題、しつこいようですが、けっして今回その企画に載った病院を批判する気はありませんので、念のため。法を順守した広告は自由です。ただ、需要があることをよいことに、市民を惑わす?出版社の売り上げのためだけの出版物と感じて、担当者の対応を含め、今回僕は気分が良くないと感じただけです。
僕の場合、病院探しは信頼している医者である友人に相談します。専門医であるかどうかも一つの判断材料になります(専門医=名医とは限らないかもしれませんが、そのあたりは昔ブログに書いたので、興味のある方はさかのぼってみてください)。学校選びにしろ、お家探しにしろ、その道に詳しい人や、その道の関係者にあたります。直接知人にいなくても、ツテをつたって聞いてもらって、参考にします。歯科でいうと、歯科医、歯科技工士、歯科衛生士、歯科材料屋さんなどが関係者といえるでしょう。また、病状にもよりますが、歯科の場合はメインテナンスも含めて、継続して通院できる環境かどうかも大切なポイントですよ。あとは自分の選択と縁を信じるのみ。そして自分の選択が正解であったと振り返られるよう、行動しようと思っています。