先日、小倉歯科医師会でDVD研修会がありました。長野県の北河原先生の歯周病の長期経過で勉強させていただきました。
北河原先生はとても古典的?クラシックな治療を徹底して行う、スタンダードで地味ながら、しかしその徹底ぶりが飛び抜けていて、僕のような若造が言うのは失礼かもしれませんが、素晴らしい診療内容でした♪
重度の歯周病で歯根が露出していても、その歯根がピッカピッカに輝いているのです!!!患者さんのブラッシングの徹底ぶりに目を奪われました♪北河原先生あるいは北河原歯科の患者さんからの厚い信頼が見えました。たとえ最新の治療法を選択するにせよ、ブラッシングが根底にあっての成功であることを再認識!!!
基本は歯ブラシで徹底的にプラーク(バイ菌)を除去することなのですが、むし歯予防でもう1つ付け加えるなら「フッ素」です。日本の歯磨き粉(ペースト)のフッ素配合量は控えめです。有効な使い方は、フッ素配合ペーストをたっぷり(長さ1.5センチほど)、そして濃度を薄めないためにブラシは濡らさない。唾液で薄まらないうちに、まず下の奥歯に高濃度のままペーストを届けると良いです、ちょっとした工夫ですが。お肌のパックと同じで、歯もピッカピカにした後フッ素コーティングしておやすみしましょう♪