クラウン(被せ物)の材質による違い2♪

Author: hirotoshi  |  Category: ナカノ歯科医院, 二代目院長のこっそり勉強, 歯なしにならない話

先日お話しした勉強会での内容です。

歯科治療で使われているクラウンには主に2種類の金属があります。

健康保険がカバーしている材料がいわゆる「銀歯」とよばれるコレです。保険がきくというメリットはあるのですが・・・

この金属は延性が少なく、硬すぎるというデメリットがあります。要するになじみがイマイチ。

それとシルバーアクセサリーなどの黒ずみをご存知かと思いますが、腐食にやれらやすいです特徴があります。腐食はいわゆる劣化の1つです。

腐食は金属が接触している環境によって濃淡電池が形成されて起こるそうです。自由電子を持っている金属構造そのものが不確定要因で、金属の「気まぐれ現象」に端を発しているとも書いてありました。異種金属と接触させると腐食速度が増すそうです。

これマジックで黒く塗ったわけではありませんよ~

4週間、歯に仮着けした銀歯を外して写真をとりました。患者さんによってかなり違いがありますが、たった1ヵ月でこんなに真っ黒になっていたのでビックリして写真を撮りました。

左の白いのはプラスチックの仮のクラウンです。右の黒いのは銀歯を外した中身です。金属の土台が埋め込まれた歯です。

およそ歯の色とは思えないでしょう?

歯も真っ黒に変色し歯質が劣化していることがうかがえます。この歯質の劣化が被せ物の金属によるのか、中に埋め込まれた土台の金属によるものなのかわかりません。この土台は他院で行われたものなので材質もわかりません。ただ、銀歯を外した場合に中が黒や深緑色に変色していることはよく経験します。

それにくらべるといわゆる「金歯」は違います

歯科用に調合された金合金は硬さも具合が良いですし、腐食も起こりづらく、外した場合の歯もキレイなことが多いです。結局は歯が長持します。なのでゴールドがオススメなのは黒くなる銀歯より見かけが良いからというわけではなく、歯や体の健康のためなのです。患者さんの中には金歯は見栄っ張りぽくってイヤだという方もいらっしゃいますが、上記のような特性があることをお知りおきください。

今では白い、天然歯のような見かけにできる材料もありますが、長くなったのでまたまた続く・・・

 

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