歯髄にはさまざまの役割があります。虫歯が大きくなってしまったりで、歯髄を除去せざるを得ない、あるいは歯髄が死んでしまって、その壊死した組織を除去せざるを得ない場合が確かにあります。しかし、せずに済ませられればしない方が良い場合が多いのです。
神経が生きている歯を「生活歯」と言い、神経の無い歯や神経の死んでいる歯を「失活歯」と言います。どうしても失活歯の方が、抜歯のリスクが高くなります。それは、虫歯になっても自覚症状での発見が遅れがちなことと、歯が割れてしまうリスクが高まるからです。
そーゆーわけで、来年の2月の北九州歯学研究会発表会では、このメンバーで「歯髄保存」を成功させるための発表をします♪