最近スポーツ選手で試合中、ガムを咬んでる姿を良く見かけます。あまり見ていてカッコイイと僕は思いません(特に巨人の小笠原選手のガムを咬む姿が気になる。サッカーの中沢選手はあまり気にならない。なんでだろ?)が、アレには一応意味があるようです。
ガムである必要はないのですが、咬むことによるさまざまな効果をねらっているのだと思います。ざっくり言うと、脳が活性化し集中力がアップしたり、認知症予防の効果が期待できるといわれています。中でも、セロトニンが脳内で増加し、「ストレスが緩和」されたり、脳内の「海馬」の活動が高まり、「記憶力が上がる」というのは実験で確認できてるそうです。
もともと咬む事によって唾液の分泌が促される事は知られていました。唾液には消化を助ける酵素があったり、細菌の繁殖を抑える殺菌効果があったりします。ちょっとしたスリキズは昔の人が「舐めときゃ治る」と言っていたのも、この殺菌効果を知っていたのかもしれません。
とはいっても、何事もやりすぎは良くありません。ちょうど良いのがちょうど良い。時と場所を選んで、ガムを咬むと良いでしょう。その場合はノンシュガー、キシリトール入りの物がオススメです。