日本の歯科100選♪

Author: hirotoshi  |  Category: 歯科のお話

注文もしていないのに「日本の歯科100選」という本が届きました。

2014年版に30万円払って出ませんか?というお誘いでした。

HPを見て!良い医院と判定されお誘いを受けたそうです。

「厳正な審査で選考された100医院を掲載」する本だそうですが、自己チェックシートなるものを30万円に添えて自己申告するだけです。

「患者さんが本当に知りたいと思う情報を1冊の本にまとめました」だそうですが、九州には8医院しかありません。

福岡に3医院あるのですが、2つはインプラントセンターで、1つはホワイトニングをメインにした歯科医院で、どれも広告をよく見かける医院でした。ちなみに3医院とも翌年2013年版では100選からもれています(医院側が広告としてお金を支払うだけの魅力がなかっただけと思いますが)。

2012年版で100選に選ばれてた?8医院のうち、2013年版に出てた医院は2医院だけです。

良い医院がコロコロ変わるってのも腑に落ちません。

宣伝したい医院とこの本を手掛けているコンサルティング会社と出版社にとっては良い本なのかもしれませんんが、歯科医院をしりたい一般の方にとってはあまり役に立たない本のような気がします。

どこに飾ると良いとか、近隣の金融機関や美容室に置いてもらうと良いとか、認定証(何の認定??)も目立つところに置くと良いとか、いろいろ事細かく親切に書いてあります。

宣伝の本だとふまえて読むと良いと思います。

 

夫を金持ちにする64の習慣♪

Author: hirotoshi  |  Category: 歯なしにならない話, 歯科のお話

「夫を金持ちにする64の習慣」という本がありました。

その中に「歯の治療をしてもらう」という項目がありました。

意味合いとしては、歯がキレイだと自然と笑顔も増えて感じの良い男性になると。

反対に自信がないと、極力歯を見せて笑わなくなり、笑顔がないために取引先にも良い印象を持たれなかったそうです。

そこで著者は冷蔵庫の買い替えよりもなによりも、まず夫の歯をキレイにすることを先決。

まず自分が歯科医院を受診し、夫の通う歯科医院を事前に選別して、

気持ちよく通えるような歯科医院を前もって見つけ、上手に誘導したそうです。

きっとご主人が有能だったのでしょうが、歯の治療をしたことでよりいっそう好成績となったそうです。

その本に書いてあった歯科医院の選別項目を書いておきますと

・不潔そうだったり、ファッションセンスがなかったり、インテリアも古かったり、する
・忙しすぎて、すぐ次の患者に分刻みで動き回る歯医者
・宣伝、テレビ、ラジオに出演が多いでも、営業に力入れてても、腕がいいとは限らない
・街中で20年以上開業していて、新しい機械を次々導入したり、よく学会発表したりしている病院
・最新鋭の治療ができ、なおかつ臨床経験が多い
・特に院長先生の部下に若い(40代くらい)の先生がいるところがオススメ
・またスタッフに美人が多く、アルバイトでなく正社員である場合も信頼がおけます

ひとつの参考としてどうぞ~

 

歯肉退縮♪

Author: hirotoshi  |  Category: ナカノ歯科医院, 歯科のお話

少しずつ歯茎が痩せて下がって(あがって?)歯根部分(この写真はインプラントですが)が露出して、

歯が長くなることがあります。

そのことによる問題は露出歯根部分の知覚過敏(しみること)であったり、

根面齲蝕(虫歯)になりやすいことであったり、審美障害であったりします。

原因は歯周病であったり、歯並びやかみ合わせの問題であったり、ブラッシング方法の問題

などが考えられます。

治療はその原因の解消や歯周形成外科の技術によって、歯肉を元の位置に取り戻す、

あるいは進行を停止することとなります。

これはインプラントですが

1回の歯周形成外科治療によって

患者さんの満足できる範囲に改善できました♪

 

日本歯周病学会指定研修施設♪

Author: hirotoshi  |  Category: ナカノ歯科医院, 歯科のお話

9月末に筑波で行われた日本歯周病学会で発表がありまして、ナカノ歯科が研修施設として指定されました。

日本で111か所あります(ナカノ歯科が111番目)。

現在、北九州は九州歯科大学とナカノ歯科の2か所のようです。

今後も歯の保存と口腔機能の長期安定にこだわり、研鑽を積んでいきます♪

 

 

歯医者さんを見分ける3♪

Author: hirotoshi  |  Category: 歯なしにならない話, 歯科のお話

またまた追加!歯周治療を受けたい場合♪

歯周病とは歯を支える歯の周りの組織の病気です。

細かく言うとセメント質、歯根膜、骨、歯肉の病気。

簡単に言うと歯肉と骨の病気です。

歯肉の炎症は目で、あるいは口腔内写真で見ることができますが、骨は通常見ることができません。

そこでレントゲン写真の出番です!

歯科では「パントモ」とか「パノラマ」という全体を大きな1枚で撮影するものと、

「デンタル」といって小さいレントゲンを複数枚で全体を撮影する方法があります。

で、歯周病の進行具合を細かく把握し診断したり、治療計画を立てたり、評価したりする際には

骨が詳細に見えるデンタルX線写真が必要です。

それは大学がメインの日本歯周病学会でも、臨床家がメインの日本臨床歯周病学会でも、

またアメリカ歯周病学会でも、まったく同じでデンタルX線写真です。

パントモでは大まかにお口全体の把握には重宝しますが、

骨を詳しく把握する必要がある歯周治療ではデンタルが必須です!

つけくわえるなら口腔内写真も♪

 

歯医者さんを見分ける2♪

Author: hirotoshi  |  Category: 歯なしにならない話, 歯科のお話

昨日書いたことに付け足したいことがあります。

「口腔内写真を撮影する病院」は歯科医師や歯科衛生士のスキルが必然的に高まると思います。

また、その気がある医院でないと、わざわざ撮影をしないと思います。

時間もかかるし、面倒だし・・・

でも写真や動画で記録に残しておくことは、非常に有意義なことです♪

歯医者さんを見分ける♪

Author: hirotoshi  |  Category: 歯なしにならない話, 歯科のお話

よく「歯医者の良し悪しはどお見極めるの?」という類の質問を受けます。

いろいろな要素があったりで、なかなかズバッとは答えられません。

最近読んだ本に、歯医者さんを見分ける項目がありましたので、参考にしてください。

1 治療や費用をわかりやすく丁寧に説明してくれる

2 患者の希望や話をよく聞いて理解してくれる

3 治療プランをいくつか提案し、それぞれのメリットとデメリットを説明してくれる

4 常に同じ歯科医が診てくれる。もしくはインプラント治療の担当医が決まっている

5 口腔外科、矯正歯科、麻酔科、内科など、他科のネットワークを持っている

6 設備使用などで大学病院との連携がとれる(CTで精査してくれる)

7 地域の歯科医がチームを組んで治療・診療する体制をとっている

8 豊富な治療経験、最新の医療知識を持っている

9 実際に治療を受けた人からの評判がいい

10院内は清潔で、歯科医をはじめスタッフが和やかな雰囲気である

11歯周病などの予防やメインテナンスの指導をしている

12セカンドオピニオンを認めてくれる

以上です

6のCTについては、ナカノ歯科は数年前に購入しましたので、CT撮影は院内で行っています。

10の「和やかな雰囲気」は、僕が壊さないように気を付けます♪

DAの鏡♪

Author: hirotoshi  |  Category: ナカノ歯科医院, 歯科のお話

歯科助手さんをデンタルアシスタントで、DAといいます。

ちなみに歯科衛生士さんはデンタルハイジーンでDH。

歯科技工士さんはデンタルテクニシャンでDT。

ナカノ歯科のスタッフ、すごく気が付く「DAの鏡」が今月出産予定。

予定日ではウチの子と同じ誕生日になる予定。

「鏡」も穴を埋めるべく、新たなスタッフが頑張ってくれてメキメキ成長しています。

すごく良いアシスタントをした時などには、「今ワタナベチックやったね~」と

「鏡」」の名前が褒め言葉になっています♪

キレイに磨くその2♪

Author: hirotoshi  |  Category: 歯なしにならない話, 歯科のお話

「プラーク」って聞いたことがあるかと思います。

プラークは細菌の集合体です。

それがいることが常態化するとこんな歯茎になっちゃいます歯茎が腫れ上がっています

プラークってとても柔らかなものです。

ブラシでこすると、歯から簡単に取れます。

古いプラークになればなるほど、ヌメリが強くなり取れにくくなります。

もっと時間がたつと石灰化して硬くなり、歯ブラシでは取れないものになっちゃいます。

だからその日の汚れはその日のうちに♪

「軟らかめ」のSあるいは「普通」のMの歯ブラシで、すみずみまで上手に毛先をあててシャカシャカ磨けば歯も歯茎もピカピカになります。

「硬め」でグワシグワシ磨くのは危険です、害があります。

こんな風に歯茎が下がってしまった場合は、歯ブラシが原因であることがよくあります。

お気をつけあそばせ~

キレイに磨く♪

Author: hirotoshi  |  Category: 歯なしにならない話, 歯科のお話

今日は歯ブラシを使った歯磨きについて。

お口のなかって、細菌培養器のようなものなんです。

細菌が繁殖するのに好都合な要件がそろっています。

じめじめ湿度が高く、温度も生温かく保温されていて、エサも豊富。

でも、それでは良くありません。

やっぱ清潔でなきゃ!

病気も口臭もイヤですよね♪

赤い部分が磨き残した「プラーク」との想定です

普通に横磨きすると、こんなカンジ

少し歯茎の方に傾けて磨いたりもします

それでも歯と歯のあいだは不十分です

そこで、今度は歯ブラシを縦にお使いなさいませ

そうすっとこんなカンジになります

気分爽快、空気も爽快、カンジもいい~♪

 

 

 

 

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