12
3月
Author: hirotoshi | Category:
ナカノ歯科医院,
歯なしにならない話
引き続き歯の保存について。
歯を失う原因の大半が虫歯と歯周病です。
あるデータでは9割以上です。
それ以外でやっかいなのは「力」の問題です。
毎日毎日、噛み砕き、食いしばり、歯はとても過酷な環境で使われています。
人はあまり意識していませんが・・・
で、そうした力が積み重なりエナメル質に亀裂が入って、その亀裂から虫歯が発生したり、亀裂から歯の破折に進行してしまったりします。
そうなってしまうと歯を助けることは難しいです。
お茶碗でもそうですが、一度割れてしまったものをくっつけてみてもあまり長持ちしないことが多いのです。特に歯の場合は噛みますから・・・
左上奥歯がしみて痛むとのこと。
一番奥の歯はすでに神経がありませんから、おそらく違う歯。
奥から二番目の歯が写真からも、レントゲンからも非常にアヤシイ・・・
やはり亀裂があり、神経までいっていました。
神経の処置をして、そのあとスーパーボンドという接着剤を使ってくっつけました。
その上で割れにくいように冠(クラウン)を被せました。
これがどれだけもつかはわかりませんが、抜歯するのは最後の手段です。
抜いたらもう生えてきませんから、まずは保存を試みます。もちろん患者さん了承の上で♪
08
3月
Author: hirotoshi | Category:
ナカノ歯科医院,
歯なしにならない話
歯医者さんが「ぺリオ」と言ったら歯周病の事です。
で「エンド」と言ったら根管治療のことです。
歯内療法とも言います。
何の治療でもそうですが、100パーセントの成功率で、100パーセント安全ということはありえません。
なぜなら術者も人間だし、患者さんも人間だからです。
人間は個体差が大きく、誰一人として同じではありません。
神経や血管の走行も少しずつ違うし、傷口の治る早さも違うし、免疫力も違うし少しずつみんな違うのです。
で「エンド」の話ですが、歯の根っこの形も、その中の管の本数などもそれぞれ違っているのです。
また枝毛のように1つの管から複数に分かれていちゃったりもします。
だから完璧な治療を目指していても、なかなかに完璧にとはいかないものなのです。
たとえばこのような樋状根とよばれる形の歯も成功率が下がります。
違う患者さんですがレントゲンで見るとこんな感じ。
また、こんな曲がった根っこも細心の注意と、テマヒマ、時間を必要とします。
でもでもがんばって出来うる限り歯を保存・延命できれば、もしいずれダメになってもその時には今より良い治療方法が出来ているかもしれません。
だから日々わずかな望みしかなくても、分の悪い戦いとわかっていても、とりあえず戦っているのです。自分の歯は抜いたら二度と生えてきませんから。
もちろん患者さんと相談した上で、です。
そのような予後不良が予想される歯はその後の経過観察も重要です。
02
3月
Author: hirotoshi | Category:
ナカノ歯科医院,
二代目院長のこっそり勉強
先日福岡国際会議場で「インプラントの基本的概念と最新手技」~安心安全なインプラント治療をおこなうために~と題した講演会があり、参加して来ました。
健康のためには健康な歯があったほうが良いことは明らか。
そして健幸のためにも。
虫歯や歯周病の予防処置や治療はとっても大事。
そしてその歯周治療の手技や、スタッフを含めた医院体制がインプラント治療に大きく関わります。
インプラントにまつわる外科処置の多くは歯周形成外科の手技なのです。
というわけで日曜日というのにたくさんの歯医者さん達が講演会に参加していました。
常に新たな知識を仕入れて、腕も磨き、さまざまの器具も購入して活用する。
歯医者の仕事は終わりのない「道」ですな~
24
2月
Author: hirotoshi | Category:
二代目院長のひっそり日常
先日、北九州歯学研究会の会員が一人増えました。
若手会で実力をつけてきた若手が、入会審査を受けることができるのです。
会員の前で20分のケースプレゼンテーションを行い、質問に受け答えをして評価を受けます。
北九州歯学研究会では基礎治療のレベルを重要視されます。
そこが不十分だとその上に何を積み上げても安全安心な歯科医療はなしえないからです。
全会員一致で認められ無事合格!
例会が8時~11時。
その後お祝いと称して飲み始めるため、月曜日というのにかなり遅い時間(早い時間?)になってしまいました♪
白土先生、今後ともよろしく~
20
1月
Author: hirotoshi | Category:
二代目院長のひっそり日常
今日初めて「王将」に入りました!
小倉駅からの帰りにいつも見かけてはいたのですが、いつもお客さんがいっぱいでした。
今日はお昼の2時半という遅い時間だったので入ってみました。
そんな時間にもかかわらず、中はお客さんがいっぱいでした。
ひとつだけ空いていたカウンター席に座りました。
隣の50~60才くらいのおじちゃんが、なにやらやたらとうなずきながら食べています。
よく聞いてみると、独り言で「ウマイ、ウマイ」と言いながら食べています。
なんだか僕まで嬉しくなってしまいました。
そのうち「サイコ―」って独り言も聞こえてきました。
食べ終わって誰に言うでもなく「うまかった~」と言ってレジに立ち去りました。
僕の天津飯も美味しかったです。
美味しく食べるって幸せなことですね~♪
02
1月
Author: hirotoshi | Category:
歯なしにならない話,
歯科のお話
「夫を金持ちにする64の習慣」という本がありました。
その中に「歯の治療をしてもらう」という項目がありました。
意味合いとしては、歯がキレイだと自然と笑顔も増えて感じの良い男性になると。
反対に自信がないと、極力歯を見せて笑わなくなり、笑顔がないために取引先にも良い印象を持たれなかったそうです。
そこで著者は冷蔵庫の買い替えよりもなによりも、まず夫の歯をキレイにすることを先決。
まず自分が歯科医院を受診し、夫の通う歯科医院を事前に選別して、
気持ちよく通えるような歯科医院を前もって見つけ、上手に誘導したそうです。
きっとご主人が有能だったのでしょうが、歯の治療をしたことでよりいっそう好成績となったそうです。
その本に書いてあった歯科医院の選別項目を書いておきますと
・不潔そうだったり、ファッションセンスがなかったり、インテリアも古かったり、する
・忙しすぎて、すぐ次の患者に分刻みで動き回る歯医者
・宣伝、テレビ、ラジオに出演が多いでも、営業に力入れてても、腕がいいとは限らない
・街中で20年以上開業していて、新しい機械を次々導入したり、よく学会発表したりしている病院
・最新鋭の治療ができ、なおかつ臨床経験が多い
・特に院長先生の部下に若い(40代くらい)の先生がいるところがオススメ
・またスタッフに美人が多く、アルバイトでなく正社員である場合も信頼がおけます
ひとつの参考としてどうぞ~
30
12月
Author: hirotoshi | Category:
ナカノ歯科医院
2012年も終わりになりました。
今年も皆様のおかげ様で事故もなく無事、診療をやり遂げることが出来ました。
忘年会そして
大掃除!
キレイにする姿は美しい♪
27
12月
Author: hirotoshi | Category:
ナカノ歯科医院,
二代目院長のひっそり日常
診療後に患者さんに言われた一言。
「先生の10本の指から情熱を感じます」と。
わかってもらえてうれしいです♪
22
12月
Author: hirotoshi | Category:
ナカノ歯科医院,
歯科のお話
少しずつ歯茎が痩せて下がって(あがって?)歯根部分(この写真はインプラントですが)が露出して、
歯が長くなることがあります。
そのことによる問題は露出歯根部分の知覚過敏(しみること)であったり、
根面齲蝕(虫歯)になりやすいことであったり、審美障害であったりします。
原因は歯周病であったり、歯並びやかみ合わせの問題であったり、ブラッシング方法の問題
などが考えられます。
治療はその原因の解消や歯周形成外科の技術によって、歯肉を元の位置に取り戻す、
あるいは進行を停止することとなります。
これはインプラントですが
1回の歯周形成外科治療によって
患者さんの満足できる範囲に改善できました♪
19
12月
Author: hirotoshi | Category:
二代目院長のひっそり日常
今朝ナフダ君1号と2号はともにお家で置いてけぼりを食らっていた。
今日保護者アンケートというのがあったので、「毎日忘れ物をする」
にマルをつけてやった♪