01
5月
Author: hirotoshi | Category:
ナカノ歯科医院,
二代目院長のこっそり勉強
先日もまた研修にいそしんできました♪
清水とうた先生というアメリカで歯内療法専門で開業されている先生の講演です
この日講師の清水先生が遅刻して来られ、お詫びとして写真撮影OKとなりました
根管はキレイな湾曲を持っているので、上手に根管を拡大すればキレイな根充になる
治療内容はとてもシステマティックで効率化が図られており、治療時間が短縮されていました。
ゲイツグリテンドリル、ニッケルチタンファイル、などなどの器具の上手な使い方を学びましたので
明日から今まで以上に良い結果を、しかも手早く得られるよう精進します♪
07
4月
Author: hirotoshi | Category:
二代目院長のこっそり勉強,
歯なしにならない話
歯を快適に、長期的に、健康的に、審美的に維持するためには健康的な生活習慣と適切な予防対策、場合によっては治療が必要です。
治療の中でもその土台を支えるのが、う蝕治療、根管治療、歯周治療の3つです。
先日、関東開業の根管治療専門医で、日本のトップの1人、石井宏先生の話が福岡で聞ける機会がありましたので出かけてきました。
実はこの先生、大学の1つ先輩なのです。
その縁もあって前日の懇親会から参加させていただくことができました。
博多駅前のお寿司屋さんでした美味そうでしょう?美味かったです♪
2次会は洋風のお店でした
ジドリの2ショット写真にも気軽に応じてくれた石井先生も
翌日は別人のようにスマートでクレバーな講演でした
学んだ基本を大切に、日々の仕事に活かしていきます!
ありがとうございました♪
31
3月
Author: hirotoshi | Category:
ナカノ歯科医院,
歯なしにならない話
「最高の根管充填剤は歯髄である」なんて大学の講義だったか何かで聞きました。
もっともらしいような、当たり前のことをもったいぶっているような違和感を感じたことを覚えています。
でも、その通りなのです。
永久歯を抜歯したらもう歯は生えてきませんし、抜髄をしたらもう神経は戻ってこないのです。
そして根尖病変ができる可能性を0にはできないのです。
だってこんなに複雑では完璧には対応不可能ですもの。
08
3月
Author: hirotoshi | Category:
ナカノ歯科医院,
歯なしにならない話
歯医者さんが「ぺリオ」と言ったら歯周病の事です。
で「エンド」と言ったら根管治療のことです。
歯内療法とも言います。
何の治療でもそうですが、100パーセントの成功率で、100パーセント安全ということはありえません。
なぜなら術者も人間だし、患者さんも人間だからです。
人間は個体差が大きく、誰一人として同じではありません。
神経や血管の走行も少しずつ違うし、傷口の治る早さも違うし、免疫力も違うし少しずつみんな違うのです。
で「エンド」の話ですが、歯の根っこの形も、その中の管の本数などもそれぞれ違っているのです。
また枝毛のように1つの管から複数に分かれていちゃったりもします。
だから完璧な治療を目指していても、なかなかに完璧にとはいかないものなのです。
たとえばこのような樋状根とよばれる形の歯も成功率が下がります。
違う患者さんですがレントゲンで見るとこんな感じ。
また、こんな曲がった根っこも細心の注意と、テマヒマ、時間を必要とします。
でもでもがんばって出来うる限り歯を保存・延命できれば、もしいずれダメになってもその時には今より良い治療方法が出来ているかもしれません。
だから日々わずかな望みしかなくても、分の悪い戦いとわかっていても、とりあえず戦っているのです。自分の歯は抜いたら二度と生えてきませんから。
もちろん患者さんと相談した上で、です。
そのような予後不良が予想される歯はその後の経過観察も重要です。