11
12月
Author: hirotoshi | Category:
ナカノ歯科医院,
二代目院長のこっそり勉強
アメリカのインディアナ大学の歯周病科で診療や、学生の講義を行っているHAMADA先生が一時帰国するということで、研修会が企画されそれに参加してきました!
アメリカではエビデンスというものが、とても重要視されます。
そして、それを基に分かりやすくシンプルに順序立てて、診査診断を行なったり、治療計画を立てたり、治療方法を決定していきます。
このような知識と情報はとてもありがたいものです。安全な診療の助けになり、非常に役立ちます。
エビデンスとは今現在の統計的事実であって、絶対的な真理というわけではありませんが、患者さんへの説明などに利用して、治療方針は最終的には患者さんと相談しながら決定するようにしています。
その後は懇親会でした!HZMADA先生に「治療を受けるとしたら、日本とアメリカどっちを選ぶ?」と聞くと「日本」とのこと。日本の方が全体のレベルが安定して高く、しかも安いと。アメリカでは歯科に限らず、医療は高価なものです。医療制度が日本とは全く違います。日本の医療制度はWHOの調査で世界でトップなのです。
もう1つ「歯医者をするなら、日本とアメリカどっちでする方が良い?」と聞くと「アメリカ」とのお返事でした。日本ではあまり人気のない職業ですが、アメリカで歯科医師は、常になりたい職業のトップクラスなのです。
どうあれ、歯周病にかからないように、あるいはかかってしまった歯も救って、守っていきたいと思います♪
10
10月
Author: hirotoshi | Category:
ナカノ歯科医院,
歯科のお話
私は歯科を特集した本があまり好きではありません。
出版社は「上手な歯医者さんを紹介して歯に悩みを持つ方に役立つ事」をお題目としていますが、出版社は上手かどうか判断できません。
ではどうして選んでいるのか聞いたところ「HPを見たり、過去の付き合いだったり」だそうなのです。
だからほぼ手あたりしだい?適当に?「本出しますから載りませんか?」という電話やファックスが舞い込んできます。
その中で数十万円の広告料を支払う事に同意した医院が「上手な歯科医院」として掲載されるのです。
どうも私にはそれが歯で困っている人に役立つ本とは思えないので、好きではないのです。
でも、2014年1月発売予定の、週刊朝日MOOK「歯周病の予防と最新治療(仮)」は違います!
歯周病についてのプロではない出版社が勝手な判断で広告の営業をして広告料で出版する「歯科医院の広告本」ではなく、日本歯周病学会と日本臨床歯周病学会と週刊朝日による共同編集委員会を経て出版される、比較的マジメな本なのです。
「掲載したことにより広告料を頂くようなものではありません」ともお誘いのお手紙に書いてあります。
なぜナカノ歯科に掲載の案内が来たかと言うと私が日本歯周病学会認定専門医兼指導医だからです。
今度の本では学会での試験や規定をクリアした、専門医や認定医でアンケートに答えた医院が掲載されます。
ふだんの広告本はお断りしているのですが、今回の本にはアンケートを即座に返信し掲載に協力しました。
学会の認定医や専門医、指導医制度の規則についての詳細を知りたい方は、学会のHPから見てみてください。
けっこう大変なんですよ~、研修施設での研修実績や、治療症例の提出、症例発表、口頭試問、学会発表、などなど。
25
6月
Author: hirotoshi | Category:
ナカノ歯科医院,
二代目院長のこっそり勉強
小倉で吉田茂先生がスタディーグループに呼ばれて歯周外科処置について講演しました。
内容は「FOPを極める」というもので、ひらたく言うと「歯周外科の基本を極める」ってことです。
これなくして再生療法の成功はありません。
ただ再生材料(エムドゲインなど)を使えば良い結果が出るというわけではないのです。
正しい知識と、修練を積んだ手技なくして再生することはありません。
吉田先生は日本歯周病学会認定専門医・指導医です。
(ちなみに私も専門医・指導医です。北九州では九歯大の中島教授と私です。)
フナコシ歯周病研究所時代の兄弟子にあたります。
勤務医時代は多くを指導していただき、今も仲良くさせてもらっています。
そんなわけでそのスタディーグループと私は関係がないのですが、その日だけカメラマンとして中に入れていただきました♪
親友の倉富先生もいて質問していました♪
そして懇親会にまでお邪魔させていただき
そして2次会までもいってしまいました♪
17
6月
Author: hirotoshi | Category:
ナカノ歯科医院,
二代目院長のこっそり勉強
年に一度の年次大会に参加してきました!
安増先生の講演を聞いたり
永田先生の講演を聞いたり
ポスター発表で学んだりしました!
牧先生と栄養補給したり
懐かしい後輩と思い出話をしたりしてきました♪
お祭りもあったので最終日寄ってみました。
ハリケーンポテトってなんやろか?
こんなんでした
キャンドルボーイってなんやろか??
こっちの方が美味かったです♪
最近の学会の印象ですが、インプラント周囲炎などのトラブルがあること、またそのリカバリーが確立されていないことから
天然歯の保存の重要性が再認識されている感じでした。
全ての天然歯が救えるわけではありませんが、インプラントに比べ天然歯の方が感染しにくいし再生療法の成功率も高いです。
一時期「あやしい歯は抜歯してインプラント」した方が安心って空気がありましたが、今は「どうしても保存不可能な場合にインプラント」という感じです。
なんにせよ天然歯を保存するための技術はインプラント治療にも必要と感じています。
04
4月
Author: hirotoshi | Category:
ナカノ歯科医院,
二代目院長のこっそり勉強
もう先月のことになりますが、熊本に歯科学術講演会に行ってきました。
三水会というスタディーグループの結成50周年の記念大会でした!
イエテボリ大学歯周病科のベンストレム教授の講演と、
大学時代の同級生に久しぶりに会うことを目的に、行ってきました♪
10年以上前に熊本に約1年間研修に通っていた頃は博多で乗り換えて
電車でしたが、今では小倉~熊本乗り換えなしで直接新幹線!
松延先生が取ってくれた指定席に乗りましたが、弁当を食べて
パソコンを開く間もなく到着!!驚きの楽チン具合でした♪
ベンストレム教授のお話はとても興味深く、ナカノ歯科で歯周治療を
行う際に大変参考になる情報が満載でした。
松延先生と樋口惣先生と3人で聴講したのですが、3人とも大満足♪
でも他の複数の先生から「面白くなかったね~」「当たり前の話ばかりやったね~」
「結局どうしろってこと?」などの感想を聞きました。
いや~同じ話を聞いても感想はそれぞれ違うんだな~と、当たり前のことながら改めて実感。
夜は同級生と3人で飲みました♪大学1年生の時はドクタースランプのアラレちゃんのような
小娘だった宇治ちゃんが、今ではすっかりお母ちゃん!
相変わらずハンサムなおさとみ先生とは日付が変わっても2人で飲み続けました。
最後はマンツーマンなのに眠ってしまって、スイマセンでした~