今日は午前中診療し、午後は大掃除でした。12月にオペをた患者さんが年内最後の消毒に来院されました。1本前歯のない部分の歯ぐきが痩せて、歯が長く「見かけが嫌」と、「空気が抜けて話にくい」が訴えでしたので、歯周形成外科を。さあ、タマさん目を閉じててくださいね!
術前
術前
術直後
術後14日
術後14日
どお?太ったでしょ?!まだ2週間なのでこれから変化しますが、有茎移植なので大きな収縮はないと思います。
皆さまも正月太りにお気をつけあそばせ!!
今日は午前中診療し、午後は大掃除でした。12月にオペをた患者さんが年内最後の消毒に来院されました。1本前歯のない部分の歯ぐきが痩せて、歯が長く「見かけが嫌」と、「空気が抜けて話にくい」が訴えでしたので、歯周形成外科を。さあ、タマさん目を閉じててくださいね!
術前
術前
術直後
術後14日
術後14日
どお?太ったでしょ?!まだ2週間なのでこれから変化しますが、有茎移植なので大きな収縮はないと思います。
皆さまも正月太りにお気をつけあそばせ!!
なんでも物は消耗します、使えば使うほど。歯ブラシはお口の中を清潔にし、健口を保つためのものです。
毛がヘタってくると、汚れはおちにくく、しかも歯ぐきを痛めやすくなります。早めの交換をオススメします!
真ん中が替え時です。右ではせっかく磨いてもキレイにできません!
見かけや、使った期間も参考になりますが、感触でもわかるようになります。使い古しと新品では全く違います。
せっかく磨くなら、ピカピカにした方がいい!一般人も歯が命!!
「イチロー選手は夜の付き合いを極力避けていると聞いたことがある。人付き合いが悪いという言い方もあるが、体調を保つのはプロの仕事だ。
経営者も似たところがある。夜の付き合いに熱心な社長で消えていった人は数多い。情報など様々なことをインプットしようとすれば、夜しか時間がない。うんぬんかんぬん・・・」
という文章にバッタリ出会い、ドッキリ!この季節はついつい・・・
お医者さんの書物で、体調をこわすリスクファクターとして ①喫煙 ②飲食過多 ③野菜嫌い ④魚嫌い ⑤塩分過多 ⑥糖分過多 ⑦肉の脂質過多 ⑧運動不足 ⑨睡眠不足 とありました。
これらを意識しながら、命を活かしましょう!「1口30回噛み」は②に効果がありそうです。「ゆっくり食べよう、よく噛んで」!!「一般人も歯が命」!!!
「奇跡のりんご」の木村さんは成功例のない「農薬を使わないりんご作り」に取り組み、成功するかどうかわからない暗闇に10年間取り組みました。
1番はなんでも凄い事です。ものすごいパワーのいることだと思います。
松坂投手ももちろん素晴らしいのですが、僕は野茂投手が大好きで尊敬しています。
今回名誉会員として選ばれた船越栄次先生は、九州歯科大学を卒業後すぐ歯周病を学びにアメリカに渡りました。今では歯科医が海外留学するには、ルートもすでにありそんなに珍しくはありませんが、当時は向こうの大学に自分で英文の手紙を書いて、全て自分で切り開いて行ったそうです。今でも船越先生は日本の歯周病治療を、引っ張って行ってくれています。こんな先生にお世話になれて、また今もお付き合いさせていただけて、幸せなことです。
というわけで、フナコシ関係者でお祝いをしました!お祝いで飲むお酒って、おいしいですね♪
ダジャレとしてはかなりイケテナイと思いますが、噛むことが体の健康にとって効果があるというのは様々のデータからも明らかなのでご紹介します。
人の歯とアゴは、約400万年前の猿人の時代から小さくなり続けています。それは、火の発見、道具の進歩、軽食の導入などによって、食べ物を噛む回数が減ったからです。時にアゴは食生活の著しい変化に伴って、どんどん小さくなっています。ところが歯は、ゆっくりと小さくなっていきます。そのため歯とアゴの不調和が生じます。この不調和は、乱杭歯、出っ歯、親知らずが生えないなどの歯並びや噛み合わせの異常を起こします。この異常は口の中だけでなく、全身にも悪い影響を与えます。噛むことの効果、重要性をわかりやすく表現したのが「ひみこのはがいーぜ」です。
「ひ」肥満予防
(そういえば現在103歳のショウチサブロウ先生も小さな頃から一口30回噛んでいたと書いてありました)
「み」味覚の発達
「こ」言葉の発音
「の」脳の発達
「は」歯の病気の予防、歯並びへの影響
「が」ガン予防
「い」胃腸の働き促進
「ぜ」全身の体力向上
昔と今では食べ物が全く変わってしまいました。卑弥呼の時代では主食のもち米(玄米)と干物、クルミ、クリ、長いもなどであったといわれます。それぞれの時代の食事と食事時間、噛んだ回数の関係を調べたところ、現代食では両方とも大幅に減っている事がわかりました。現代人の食べ物を噛む回数は、卑弥呼の6分の1、第2次大戦前の2分の1以下です。食事時間も卑弥呼の時代の5分の1の短さです。
というわけで「ゆっくり食べよう、よく噛んで!」
現在歯科医院の増加と患者減少による歯科医師のワーキングプアーが取り上げられています。それに伴ってインプラント治療を診療オプションに取り入れる先生が急増しています。もちろんインプラント治療は適した環境に適切に行えば、素晴らしい治療結果を得られる優れた治療方法なのですが、厳しい歯科医院経営の救世主と期待しての側面もあるようです。
メーカーの講習を受けただけで即実践!という事もあるようですし、もっと豪傑になると、たいした経験もないのに医院を「インプラントセンター」と名のる先生もいるようです。インプラント治療を受ける場合は、十分納得いくまで説明を聞くだとか、ツテをたどってでも歯科に詳しい人の話を聞いてみるなどして、情報収集した方が良いと思います。近頃は失敗例によるトラブルも増えているようで「インプラントはしない方が良いよ」なんていう話も言われているようですが、けっしてインプラント治療が悪い治療法だということではありません。
インプラントは歯を失ったところに、人工物ではありますが歯をよみがえらせることができる素晴らしい治療です。それによって入れ歯で噛めなかったものがしっかり噛めるようになり、美味しくいただけ、そして元気になる。またはソコに歯を取り戻した事によって他の残存歯が末永く健康でいられる、という大きなメリットがもくろめる治療法なのです。
しかし最近、10年、20年前に埋入した患者さんが現在高齢者や超高齢者となり、口腔内を清潔に保つことが困難となったケースが出てきています。そしてインプラントが感染源となり、除去手術が必要となることもあります。その時歯であれば、歯と骨は歯根膜でつながっているだけなのでまだ良いのですが、インプラントの場合は直接骨と結合してしまっているので、いざ除去する際にはそーとー手間がかかります。また、そのインプラントが長く、神経ギリギリのところまで入っているものだったら、神経を損傷せずに除去するのは困難を極めます。ましてや高血圧、脳卒中、狭心症、糖尿病などの全身疾患まで持ち合わせたりしていたら・・・という事が口腔外科などで危惧されはじめています。
インプラントは万能の魔法の治療方法ではありません。なるべく天然の歯を保存する事が安心で健康的な治療だと考えます。予防が大事です!もし、歯周病になっても今では「再生療法」などの治療によって、天然の歯を助けられる場面が増えています!!安易な抜歯&インプラント治療は後々のリスクになり得ますので、できうる限り今ある資源(歯源?)を大切にした方が良いと思います!!!
僕が小学生の頃に「ゲーターレ-ド」ってのが日本に入ってきて爆発的に売れました!容器も容器のカバーも売れた!!その後、「ポカリスウェット」が出てきて、今はなき「NCAA]などもすんごく美味しかったテニスボーイだった青春時代の記憶があります。
スポーツドリンクってスポーツ時の多量の発汗に伴う脱水、脱塩、低血糖のどの症状を速やかに改善するには効果的なものですが、通常のジュースと変わらず虫歯にはなります!
スポーツドリンクって健康そうなイメージがあって、お水代わりに飲ませているお母さま方がいるようですが、実際には100%果汁、炭酸飲料、乳酸菌飲料などとほぼ変わらず、pH2.8~3.7で、歯を溶かすには十分以上の酸性になっており、虫歯になります!
ついついスポーツドリンクや果物ジュースは油断している方が多いように思いましたので、ご報告まで。特に「飲んで、そのまま寝る」なんて大冒険はしない方が良いですよ!水やお茶なら大丈夫です!!
今夜も8時から11時まで月に一度の例会が行われました。今日は、いつも僕のプレゼンテーションを手伝ってくれるパソコンの神様(オタク?)、飯塚の樋口克彦先生の最終入会審査がありました。
入会審査は20分、自由に症例発表をします。樋口先生の内容は歯内療法でした。たいていは歯内療法や歯周治療が入会時の題材として選ばれます。歯内療法や歯周治療は、よく基礎治療ともよばれ、確実な資料による適切な診断とともに最重要と考えているからです。
11月の「いいないい歯フェアー」では、僕は80キロ以上の咬合力がありました!体重以上の力が毎日歯に及んでいるのです!!1年中365日、今後も何十年と!!!いくら立派なビルでも、アネハ物件のように基礎に鉄筋が抜かれていたのでは長持ちしないのは明らかです。表から見えないこういう基礎、裏の部分をしっかりすることこそ最重要だと思いませんか?
樋口先生は見事合格されました!これからもよろしくね!!おめでとう!!!
テレビCMなどで「リステリン」や「モンダミン」など、よく見かけます。メーカーとしては新たな習慣として定着させたいようですが、多くのマウスウォッシュには溶解剤としてアルコールが添加されています。アルコールは粘膜透過性やアセトアルデヒド産生に関する作用に加え、長期使用による上皮の剥離や潰瘍形成など、口腔に有害な影響を与える可能性も示されています。今日は「アルコール含有含嗽剤に関する口腔癌発生におけるアルコールの役割」という論文をかいつまんで紹介します。
疫学的に、ヘビースモーカーとアルコール大量摂取者では、全く喫煙暦や飲酒暦のない人に比べて約50倍、口腔癌発生の危険性が高いと考えられている。また、飲酒と喫煙の相互作用が発現することも明らかとなっている。
動物実験による研究ではアルコールと口腔癌との関連を示す根拠が十分にある。アルコールはタバコの発癌物質の口腔粘膜への透過を助長する事が繰り返し示されてきた。たとえば、15%アルコールに短時間さらされただけで、ヒトの腹側舌粘膜への発癌物質の透過性が増加することが示されている。さらにラットモデルにおいて、慢性的アルコール摂取による粘膜萎縮の発生が示され、粘膜上皮の発癌物質に対する感受性の増加が認められている。
2007年に行われた国際的、多施設における、3210人の頭頚部癌患者と2752人の対照者における研究では毎日のアルコール含有含嗽剤使用と口腔含発生との顕著な関連が示され、喫煙および他のアルコール摂取とは独立した頭頚部癌発生の有意な危険因子の一つである事が認められた。口腔および咽・喉頭部の癌に限ってみると、アルコール含有含嗽剤の1日2回の使用により癌発生の機会は現喫煙者では9倍以上、加えて飲酒習慣者では5倍以上、飲酒歴のない人では約5倍に増加した。
とのことで、この論文の結論としては「現在ではアルコール含有含嗽剤使用が口腔癌発生の増加、あるいは発生の一因となるという所説を受け入れるに十分な根拠がある。・・・アルコール含有含嗽剤と口腔癌発生との関連について現在入手可能な根拠に照らし合わせ、口腔保健ケアの専門家がアルコール含有含嗽剤の長期間にわたる使用を勧めるのは賢明ではないというのが著者らの意見である。」と締めくくっておりました。
というわけで、アルコール含有のマウスウォッシュは理由のある状況の場合に限った、期間限定使用とした方が良さそうですよ。以上!長いこと読んでくれてお疲れ様でした!!
先日、福岡を車で走っていた。そうすると、とっても大きなサンタクロースの人形が歯科医院の玄関前にいた!「すごいね」と運転している友達に言うと「ソコは24時まで歯科だよ」と。「すごいね!!」と言うと、「年中無休で24時間歯科もあるよ」と。歯科医が1人の歯科医院でも、それらにつられて診療時間が長くなっているとの事です。今日(日曜日)小倉を歩いていると、診療している歯科医院がありました。玄関先にあったパンフレットを見てみると、「全ての患者さんの処置を院長先生が行います」とあったので、複数の歯科医が交代制でお休みを取っているってわけでもなさそうです。体力も集中力も必要とする、細かい仕事なので「大変だろうな~」と思います。勉強もしないとですしね。
でも、かといって複数のアルバイト医で交代制ってのも、質の確保や担当医制での診療がなかなかに困難となりそうです。チェーン展開している歯科医院や、アルバイト医を活用する場合は80点を目指して、数多くのサービスを提供する形となります。
一長一短はあるにせよ、いろいろな歯科医院があるというのはありがたいことです。うなぎ屋さん、うどん屋さん、居酒屋さん、料亭と、いろいろあった方が良いですよね!歯科医院も「コンビニエンス(便利)」な歯科医院や、職人気質の「こだわり」の歯科医院など、いろいろあっていいと思います。あとはその特色が患者さんにわかるようだと、患者さんが自分の希望に応じて歯科医院を選択できて、良いと思います。
ちなみに「ナカノ歯科」は「こだわり派」として、これからも100点を目指していきます!